2010年10月01日

論文試験

論文試験対策を単純化すると、こういうことなんだと思います。

仮に、「1から10まで数えなさい」という問があったとします。

誰でもすぐに思いつくことでしょうけど、「1・2・3・4・5・6・7・8・9・10」と書きさえすればOKです。簡単ですね。

そこで、@「1・1.5・2・・・」と細かく書きすぎて時間が足りなくなるのが途中答案パターンです。反対にA「1・4・7・10」と間を飛ばしてしまうのが論理飛躍のパターンです。

もし、B「1・5・4・・・」あるいは「1・連・4・善・・・」と論理がおかしかったり支離滅裂なことを書いてしまうと、大減点されるパターンになります。(※「連」や「善」という字には深い意味はありません)

つまり、@〜Bの失敗パターンを回避しつつ「1・2・3・4・5・6・7・8・9・10」と最後までちゃんと書けるかどうかが勝負の分かれ目になる訳です。

司法試験の論文試験も同様で、@〜Bの失敗パターンをどこまで避けられるかが勝負の分かれ目になります。(今の司法試験は@やA程度ならある程度やらかしても合格点は付くものなので、実際はいかにBでの減点を抑えるかが勝負の分かれ目になるものだと思います)


そして敢えて指摘するなら、AがBを誘発しがちな点には要注意です。

もちろん、ちゃんとわかっているのに書くときに飛ばして書いてしまう癖があるだけなら大丈夫です。「1・4」と飛ばして書いても、本来は「1・2・3・4」となることが分かっていれば、Bで示したように「5」や「連」というおかしなものを入れてしまう事態は生じません。

しかし、そもそもそこがわかってない場合には非常に危険です。わかっていないが故に、Bで挙げたように「5」だとか「連」だとか間に変なものを入れてしまう事態が生じうる訳です。

答案を添削したりしていても、明らかな不合格答案は、AがBを誘発しているものが多いです。(あとは、A関係なしに、ちゃんと考えずに答案を書くせいでBになる人もいますが、それは反省して下さいとしか言いようがありません)

こればかりは日頃の勉強の姿勢に問題があるとしか言いようがないですが、逆にAを解決できればBも生じなくなるものなので、解決自体はそんなに難しいことではなかったりもします。

来年に受験をする人であれば、例えば純粋未修理論の記事で示したような範囲についてAを起こさないように一通り復習し直せば良いものだと思います。あれくらいの範囲に留めれば、八ヶ月弱で十分こなせますから。
posted by 佐藤誠 at 01:32| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。

この記事へのトラックバック
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。